鞄にはいろいろな形がある。仕分けずに全てを飲み込むトートバッグもあれば、スマホはここ、ノートPCはここへ、という具合に物にアドレスを与えるように小さな仕切りがたくさんついた多ポケットバッグもある。お菓子でも同様で、バウムクーヘンのように一つの塊がパッケージされたものから、たくさんの種類のクッキーを詰め合わせたアソートもある。ぼくは圧倒的に後者が好きで、たくさんあることでワクワクしてしまう。それは‘選べる’という価値が与えられるからではないだろうか。この‘選べる’をデザインすることはできるだろうか。